人気講師・小次郎講師の
『移動平均線大循環分析』シリーズの第一巻 <基本編>
の中で紹介しているパーフェクトオーダーの優位性についてシェアしたいと思います。
前回の続きの話になります。
参考記事 『優位性を見つけることの重要性』
小次郎講師の手法では、相場の優位性を見つけやすくするために
３本の移動平均線を用いた方法を推奨しており、
短期、中期、長期の移動平均線が順序正しく並んだことを
パーフェクトオーダー
と言いますが、このパーフェクトオーダー出現で優位性を見極めます。
パーフェクトオーダーについてですが、
上から、短期、中期、長期の順に移動平均線が並んでいること
３本の移動平均線が右肩上がりであること
この二つの条件が、買いのパーフェクトオーダーの条件が揃ったと言い
この状態になることが、”買い方向に優位性がある”と言えます。
逆に
上から、長期、中期、短期の順に移動平均線が並んでいること
３本の移動平均線が右肩下がりであること
この二つの条件が、売りのパーフェクトオーダーの条件が揃ったと言い
この状態になることが、”売り方向に優位性がある”と言えます。
図で示すとこのようになります。
図の左側が、長期、中期、短期の順に移動平均線が並び、右肩下がりなので
売りのパーフェクトオーダー
図の右側が、短期、中期、長期の順に移動平均線が並び、右肩上がりなので
買いのパーフェクトオーダー
ということになります。
そしてこの３本の移動平均線の並び順により
相場を３つのステージに分けることができます。
１、安定下降期（売りのパーフェクトオーダーが成立）
→ この期間は売りが優位なので”売ること”
２、安定上昇期（買いのパーフェクトオーダーが成立）
→ この期間は買いが優位なので”買うこと”
３、上記以外
→ この期間は優位性がないので”休むこと（様子見）”
または、”仕掛けの準備”
このパーフェクトオーダーの特徴ですが、
１、５分足などの短い時間足から月足などの長い時間足まで使うことができる
２、パーフェクトオーダーで必ず勝てるとは限らないが、
大相場は必ずパーフェクトオーダーの形を形成する
３、ＦＸ、株式相場、先物相場などあらゆる市場で有効である手法
４、初心者でもわかりやすい
これらの特徴があります。
またこの内容の詳細は、こちらで詳しく学べます。
