『投資苑』シリーズの中で推奨している環境認識方法です
まず、エルダー博士がよく使うテクニカル指標に
移動平均線とMACDヒストグラムがあります。
それぞれの主な使い方のポイントは、
●移動平均線の2つのポイント
1、移動平均線の傾斜(上向きか下向きかでトレンドを見る)
2、移動平均線と価格の距離(近いか離れているか?)
●MACDヒストグラムの2つのポイント
1、MACDヒストグラムの傾斜(上向きか下向きかで心理状態を見る)
2、ダイバージェンス(乖離)
になります。
インパルスシステムは、
移動平均線及びMACDヒストグラムの傾斜の一致/不一致を見て
どのような投資判断をするか決めます。
具体的に言うと
1、上昇で一致→ 買いか買い待ち (売りは不可)
2、下降で一致→ 売りか売り待ち (買いは不可)
3、不一致→ どちらでもよい
という投資判断材料をすること。
それも上位足でこの判断をすることがポイントです。
具体的に言うと
日足でトレードする人ならば、週足のインパルスシステムを確認し
”買い or 買い待ち”なのか
”売り or 売り待ち”なのか
”どちらでもよい”なのか
の判断をします。
つまり上位足の優位性に逆らわずにトレードしろ!ってことですね
この図で説明します。
ローソク足側に引いてある黄色の線は移動平均線です。
赤矢印が示すように 下向き(下降)です。
次に下あるMACDですが、ヒストグラム(棒グラフ)は、
縦に引いた白い線の左側は
赤矢印 つまり 下向き(下降)です。
よって、白い線より左側は、
移動平均線が下降。 MACDヒストグラムも下降。
下降で一致しているので、
”売り or 売り待ち” 戦略!
白い線より右側のMACDヒストグラムは、
青矢印 つまり 上向き(上昇)です。
よって、白い線より右側は、
移動平均線が下降。 MACDヒストグラムは上昇。
移動平均線とMACDヒストグラムの向きが不一致なので、
”どちらでもよい”
ということになります。
このインパルスシステムを詳しく学ぶことが出来るのは、
・ 『書籍 投資苑』
・ 『書籍 投資苑2』
・ 『書籍 投資苑3』