投資を行う上で活用するテクニカル分析の基本

 ”移動平均線” について述べます。

『移動平均線って何??』

 J.E.グランビルによって発案された、株価の動きを平均化して、

 大まかな株価トレンドを示した線のこと。

 移動平均線には、5日移動平均線や13週移動平均線など

 目的(投資スパン)に応じてさまざまな期間のものがある。

酒田五法,移動平均線,グランビルの法則

 
 例) 5日移動平均

  5日移動平均=(本日の終値+昨日の終値+2日前の終値+3日前+4日前)÷5日

  ⇒つまり直近5営業日の終値の平均値 である。

  言い方を変えると

  過去5日の平均買いコストとも言える。

『移動平均線の特徴と活用法』

  トレンドを把握する目的で発案された移動平均線の特徴を踏まえた活用法です。

1、移動平均線の向き

  移動平均線の向きは、トレンド把握に役立つ。

  例)上の図の矢印付近では5日と25日移動平均線の両方ともが下向き

     ⇒下降トレンドと言える。

2、移動平均線と株価の位置関係。

酒田五法,移動平均線,グランビルの法則

  下降トレンドでは、移動平均線が株価の上に位置する。

  上昇トレンドでは、移動平均線が株価の下に位置する。

  トレンドが変わるときは、株価が移動平均線を。。。

  上抜く = ゴールデンクロス (下降⇒上昇トレンドへ)

  下抜く = デッドクロス (上昇⇒下降トレンドへ)

  位置関係から、トレンドの把握 + トレンド変換のポイント探し

  に活用できる。

3、移動平均線と株価の位置関係 パート2。

  移動平均線の特徴の極めつけ!!

 株価と移動平均線は、愛し合ってる??

  ⇒グランビルの法則 を参照!
 

 重要なのでこれらの事を記憶して置いてください。

 

  ここに記載した移動平均線の特徴について

  より詳しく、わかりやすく説明したオススメ教材は、

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