投資を行う上で活用する 移動平均線の活用法
”グランビルの法則” について述べます。
『グランビルの法則について』
移動平均線を考案したJ.E.グランビルがまとめた移動平均線の活用法
グランビルの法則は、移動平均線と株価の位置により、
4つの買いパターンと4つの売りパターンがあると言う法則である。
ここで言う”移動平均線”とは、各銘柄によって適した平均線が違うため
一概に”XX日(XX週)移動平均線”と言えない。
『グランビルの法則の説明』
(買い1)
移動平均線の向きが下向き⇒横向き(又は上向き)の状況下で
株価が移動平均線を下から上へ上抜く。
トレンドが上昇に転じたと見て買い!
(買い2)
移動平均線の向きが上向きの状況下で
株価が移動平均線を少し割り込むくらいのところまで下落し反発したら買い。
”押し目買い”のチャンスと言える。
(買い3)
移動平均線の向きが上向きの状況下で
株価が移動平均線付近のところまで下落し反発したら買い。
”押し目買い”のチャンスと言える。
(買い4)
移動平均線の向きが下向き(又は横向き)の状況下で
株価が移動平均線を大幅に割り込んで、移動平均線との乖離が大きくなったら
反発することがあるので買い!
(売り1)
移動平均線の向きが上向き⇒横向き(又は下向き)の状況下で
株価が移動平均線を上から下へ下抜く。
トレンドが下落に転じたと見て売り!
(売り2)
移動平均線の向きが下向きの状況下で
株価が移動平均線を少し割り込むくらいのところまで上昇し反落したら売り。
”戻り売り”のチャンスと言える。
(売り3)
移動平均線の向きが下向きの状況下で
株価が移動平均線付近のところまで上昇し反落したら売り。
”戻り売り”のチャンスと言える。
(売り4)
移動平均線の向きが上向きの状況下で
株価が移動平均線を大幅に上回って、移動平均線との乖離が大きくなったら
動きが加熱しすぎと見て売り!
(ちょっとしたコメント)
- このグランビルの法則は、今現在でもかなり使える手法である。
- (買い1)及び(売り1)はトレンド転換のかなり強いサインと言えるので覚えておくこと
- (買い2,3)と(売り2,3)は、わかりやすく初心者向きである。
- (買い2,3)と(売り2,3)は、しっかり反発(反落)を確認してから仕込むこと。
- (買い4)と(売り4)は、タイミングを計るのが難しく初心者には向かない。
簡単に移動平均線と値段の関係を表現すると
”恋人同士”のような関係です。
近すぎると離れたくなる
しかし
離れすぎると近づきたくなる。
恋も投資も似ていますね。 笑
これらの情報が、あなたのお役に立てれば光栄です。
ここに記載したグランビルの法則について
より詳しく、わかりやすく説明したオススメ教材は、
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