フィボナッチの第一人者ジョー・ディナポリ氏の
『DVD ディナポリレベルで正確なサポートとレジスタンスラインがわかる』
の中で紹介しているフィボナッチによる買いとストップの算出について
シェアしたいと思います。
ジョー・ディナポリ氏は、有効に活用できるフィボナッチ係数を、
5つの係数のみであると言っております。
ターゲットの算出については、前の記事で述べましたが、
今回は、エントリーの話です。
参考記事
まず仕掛けで用いるフィボナッチは、
(A-B幅)の x 0.382 と x 0.618 の2つである。
そして使い方としては、
時間軸を変えてフィボナッチを使っていきます。
DVDの中では、30分足で売りの局面だとわかったら
5分足の高値と安値からフィボナッチを計算して使うと説明していました。
特に高値/安値を何回か付けた場合は、
それぞれでフィボナッチを計算していき、
F3(0.618)
F5(0.382)
を書いていきます。
そして、それらが集中するところ強い抵抗帯になる可能性が高いです
図で示すとこのようになります。
一番上の高値安値で計算したF5と2番目の高値安値で計算したF3
つまり上のオレンジ色の帯あたりがフィボナッチが重なっているゾーンになり
2番目の高値安値で計算したF5と3番目の高値安値で計算したF3
つまり下のオレンジ色の帯あたりもフィボナッチが重なっているゾーンになります。
このような場合、上のオレンジ色の帯の少し手前に買い注文を
そして次のオレンジ色の帯の下にストップ注文を入れておくと
ちょうどよい押し目を拾うことができ
ストップ注文は、多くの抵抗帯の下なので
かなり引っ掛かりづらい値段に設定することが可能になります。
特に欧米でこのフィボナッチは使われているので、
このポイントで値動きが止まる確率は高いので、
エントリー及びストップの値段を算出したい場合は参考にされるとよいと思います。
またこの内容の詳細は、こちらで詳しく学べます。
『DVD ディナポリレベルで正確なサポートとレジスタンスラインがわかる』