『投資苑』シリーズの中で推奨している環境認識方法です
まず、エルダー博士がよく使うテクニカル指標に
移動平均線とMACDヒストグラムがあります。
それぞれの主な使い方のポイントは、
●移動平均線の2つのポイント
1、移動平均線の傾斜(上向きか下向きかでトレンドを見る)
2、移動平均線と価格の距離(近いか離れているか?)
●MACDヒストグラムの2つのポイント
1、MACDヒストグラムの傾斜(上向きか下向きかで心理状態を見る)
2、ダイバージェンス(乖離)
になります。
インパルスシステムは、
移動平均線及びMACDヒストグラムの傾斜の一致/不一致を見て
どのような投資判断をするか決めます。
具体的に言うと
1、上昇で一致→ 買いか買い待ち (売りは不可)
2、下降で一致→ 売りか売り待ち (買いは不可)
3、不一致→ どちらでもよい
という投資判断材料をすること。
それも上位足でこの判断をすることがポイントです。
具体的に言うと
日足でトレードする人ならば、週足のインパルスシステムを確認し
”買い or 買い待ち”なのか
”売り or 売り待ち”なのか
”どちらでもよい”なのか
の判断をします。
つまり上位足の優位性に逆らわずにトレードしろ!ってことですね
![](https://invest.aandm-china.com/wp-content/uploads/2022/02/MACD-histgram-1-190x300-1.jpg)
この図で説明します。
ローソク足側に引いてある黄色の線は移動平均線です。
赤矢印が示すように 下向き(下降)です。
次に下あるMACDですが、ヒストグラム(棒グラフ)は、
縦に引いた白い線の左側は
赤矢印 つまり 下向き(下降)です。
よって、白い線より左側は、
移動平均線が下降。 MACDヒストグラムも下降。
下降で一致しているので、
”売り or 売り待ち” 戦略!
白い線より右側のMACDヒストグラムは、
青矢印 つまり 上向き(上昇)です。
よって、白い線より右側は、
移動平均線が下降。 MACDヒストグラムは上昇。
移動平均線とMACDヒストグラムの向きが不一致なので、
”どちらでもよい”
ということになります。
このインパルスシステムを詳しく学ぶことが出来るのは、
・ 『書籍 投資苑』
・ 『書籍 投資苑2』
・ 『書籍 投資苑3』