逆指値注文(ぎゃくさしね・ちゅうもん)とは、
指値注文と同じく値段を指定する注文方法のことであるが、
自分に有利な側の金額を指定する指値注文に対し
自分に不利が側の金額を指定する注文のこと
参考記事
→ 『指値注文』
逆指値の買い注文を出すと、
自分が指定した値段になるまで値段が上がってきた時のみ
注文が成立する。
例えば、現在の株価が500円と言う状況下
指値の買い注文は、490円や480円など
現在の株価より低い金額(つまり自分に有利な側の金額)でしか
注文を出すことが出来ないが、
逆指値の買い注文は、510円や520円など
現在の株価より高い金額(つまり自分に不利な側の金額)でしか
注文を出すことが出来ない。
使い方としては自分のポジションを決済する時
損切り注文として使うことが出来る。
例えば買いポジションを持っていた場合、
現在の値段は500円。
490円以下になってしまうなら損切り売り決済をしようと思うとき
この逆指値注文は有効です。
また、新しくポジションを持とうとする場合
自分が抵抗帯だと思っている値段を抜けたらポジションを持つ
と言うような使い方が出来ます。
例えばこの図のようにレンジでもみ合っていた場合、
抵抗帯を上に抜け510円まで上がってきたら
新規買い注文を入れようと思うとき
この逆指値注文は有効です。
この逆指値注文のメリットは、指値注文と同じく
自分が想定した値段で買ったり売ったりできるというメリットがある反面
その自分が注文した金額に達さなかった場合、注文が成立しない
というデメリットがあります。