成行注文(なりゆき・ちゅうもん)とは、

値段を指定しない注文方法のこと。


取引時間中に成行の買い注文を出すと、

その時に出ている一番安い売り注文に対して

注文が成立する。

例えば、現時点の株価が500円、

最も安い売り注文は 501円

最も高い買い注文は、499円

このような場合で成行買い注文を出した場合は、

501円で買うことが可能と言うことになります。


またFXのような巨大マーケットの場合は、

表示されている Bid / Ask のAskで決まることが多いです。

この図のような場合、スリッページと言って

注文が受け付けられるまでの時間で値段の動きがなかった場合

”131.343”円で買い注文が決まります。


スリッページとは、注文を出してからコンマ数秒の差で値段がずれること

を言い、俗に”すべり”とも呼ばれる。


この成行注文のメリットは、

確実に買う または 売ることができると言うメリットがある反面、

自分が想像していたより高い値段で買いが確定したり

安い値段で売りが確定したりするデメリットがあります。


参考記事

→ 『指値注文』