当サイトは投資手法として酒田五法をご紹介しますが、
私の考える投資で最も重要だと思うことをこの”基本・マインド編”で述べ ていきます。
中でも特に重要とされる”ロスカット”についてです。
『なぜロスカットするか?』
嫌な話ですが、ロスカットとは、”損切り”、つまり負けを認めることです。
いろいろな投資手法がありますが、このロスカットについて詳しく述べた情報(書籍など)
は非常に少ないです。 (負け組を多く作るための陰謀??なのかな?)
しかし、私は投資で勝ち続ける(お金を増やし続ける)ためには、
不可欠な事だと思います。
それはズバリ、”トレンドは続く!”という性質を持っているからです。
つまり自分の意に反したトレンドに乗って負けを認めない(ロスカットしない)と、
自分が想像している以上に損失を膨らますことになります。
よって、ロスカットを出来ない人は、
最高にラッキーな人で、”非常に運用効率の悪い投資(お金はどうにか大丈夫)”
(長いことマイナス状態で持ち続け、プラスに戻るまでずっと嫌なストレスがかかった状態)
最悪な人で、”投資資産を激減させる(全てを失う)”
(自分が精神的又は資金的に耐えられなくなったところで売るため想像以上の損失)
という ”百害あって一利なし”な状態にしかなりません。
どこで買っても下がり続けていく。。。 いつ上がりだすかは、誰にもわかりません。
『いくらでロスカットすればいい??』
では、いくらでロスカットすればよいのか??
いろいろな方法があると思います。
・”買値からXX%下がったところでロスカット”
・”自分の許容損失額(XX円)まで下がったところでロスカット”
などなど
私が知った中で一番よいと思った方法を紹介します。
いくらでロスカットするか? ⇒”チャートの側近安値のすぐ下でロスカット”
これには理由があります。
株価は、基本的に前日売買した人が当日の株価の値動きに一番影響を与えます。
仮に上図の側近安値が、100円だったとします。
あなたはそれより少し反発した105円で買ったとしましょう。
あなたのロスカットポイントは、99円と言うことになります。
なぜ99円かと言うと、ここ最近の値動きでは、
”100円以下でポジションを持っている人がいないため”
言い換えると、100円以下の値段がつくと、全ての投資家が損失を抱え、
”売り”を検討するからです。
勝つ投資家は、自分のポジションを持つ(株を買う)時に、事前にロスカットポイントを
決めておき、リスク管理をしているものです。
ご参考下さい。
『リスク管理(資産管理)』
投資を行う上で”資産(損失)を管理する”事は、非常に重要です。
上記のロスカットの方法にさらに取引単位の計算を加えれば、リスク管理になります。
よく言われるのは、”1回の取引での許容損失額は、投資総資金の2%以内!” 。
確かに2%くらいならば、ざっくり50回負けなければ、資金を失う事はありません。
(50回も連続して負けるのは、どんな素人でも不可能ですね。 笑)
~損失の計算方法~
損失 = ( 売値 - 買値 ) x 株数
※ ここで言う”損失”を投資総資金の2%以内にする。
ロスカットを行いリスクを押さえて投資することは、投資の世界で勝ち続けるためには
必須ですので、この辺を理解して置いてください。
この事がお役に立てれば光栄です。