投資はよく”波乗り”にたとえられます。 それは
トレンドに乗ることが非常に重要だからです。
ここでは、”上昇トレンド”の特徴を把握し、波乗りのコツを掴んでいただきます。
『上昇トレンドの特徴』
1、時間と値幅の関係
上昇トレンドの場合、時間と値幅の関係は下図のようになります。
上昇トレンドでは、上昇する値幅と時間が 下落する値幅と時間より長い
と言う特徴がある。
具体的に言うと、
株価の上昇は10円だけど、株価の下落は3円だけ
上昇する期間は、7日間だけど、 下落する期間は3日だけ
のような感じになります。
逆に言うと上昇トレンド継続中なら、
10円上昇したなら、10円以上 下落しない(最高で9円しか下げない)
7日間上昇したら、7日間以上 下落しない(最高で6日しか下げない)
という特徴があります。
このようなサイクルが続いていくのが上昇トレンドです。
そしてこの特徴が崩れたとき、”あれ? 上昇トレンドも終わりかな?”と
考え始めればいいのです。
この値幅と時間の関係は重要なので、よく覚えておいてください。
2、高値・安値を切り上げていく
参考 『ダウ理論について』
側近の高値(又は安値)は以前の高値(又は安値)と比べ 上にあることは、
上昇トレンドの特徴。
3、移動平均線及びトレンドラインは上向き
上昇トレンドの場合、移動平均線とトレンドラインは下図のようになります。
上昇トレンドでは
移動平均線(短期~長期全て)とトレンドラインは全て上向きである。
※短期移動平均線は、フラフラしやすい(向きを簡単に変える)が。。。
さらに株価の位置関係ですが、
このように、
1番上⇒株価
2番目⇒短期移動平均線(5日線など)
3番目⇒長期移動平均線(75日線など)
という位置関係であることも、上昇トレンドの特徴です。
この位置関係が崩れだすとトレンドが変わる可能性があるので心の準備をしておくこと
~(位置関係が変わる順番)~
A 1: 株価、 2:短期、 3:長期 ( 上昇トレンド確定)
↓↓↓
B 1:短期、 2:株価、 3:長期 ⇒ Aへ行く場合アリ (上昇トレンド継続)
(株価が短期移動平均線を下割る)
↓↓↓
C 1:短期、 2:長期、 3: 株価 ⇒ Bへ行く場合アリ ( 上昇トレンドに戻る?)
(株価が長期移動平均線も下割る)
↓↓↓
D 1:長期、 2:短期、 3:株価 (下降トレンド確定)
(短期移動平均線が長期移動平均線を下割る ⇒デッドクロス)
この株価と移動平均線との位置関係も注意しトレンド変換の危険信号を把握すること!
重要なのでこれらの特徴を記憶してトレードに役立ててください。
参考) 『下降トレンドの特徴について』
ここに記載した上昇トレンドの特徴について
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