テクニカル指標のひとつ、”ストキャスティクス” について簡単に説明します。
『ストキャスティクスについて』
ストキャスティクスは、売買の過熱度合いをみる逆バリ系の
テクニカル指標です。(オシレーター) (下図参照)
ストキャスティクスは、オシレーター系テクニカル指標の一つで
”買われ過ぎ”(売りチャンス)か”売られ過ぎ”(買いチャンス)かを数値化したもの
であり売買タイミング判断の補助として用いる。
%Kと%Dの2つの線で構成される。
ストキャスティクスの使い方
・30%(20%)以下 ⇒ 売られ過ぎゾーン(買いチャンス)
・70%(80%)以上 ⇒ 買われ過ぎゾーン(売りチャンス)
オシレーターの特徴
・上昇トレンド中の株価が25日移動平均線付近まで下落、
オシレーターは40~50%付近で反発する。(押目買いチャンス)
・天井圏から株価とオシレーターが下落の場合、
オシレーター50%を下抜けば株価も下落していく。
・底値圏から株価とオシレーターが上昇の場合、
オシレーター50%を上抜けば株価も上昇していく。
買いタイミング
・売られ過ぎゾーン(低位置)で%Kが%Dを上回る(ゴールデンクロス)するとき
売りタイミング
・買われ過ぎゾーン(高位置)で%Kが%Dを下回る(デッドクロス)するとき
オシレーター系テクニカル指数の注意事項
オシレーターの動きが有効な時とそうでないときがある。
・オシレーターが有効になりやすい状況
⇒ボックス相場のようなもみ合い相場や緩やかな上昇(又は下降)トレンド
・オシレーターが有効になりづらい状況
⇒急激な上昇(又は下降)トレンドのとき
ストキャスティクスは使い方が簡単なので、覚えておき補助的に使うことが望ましい。
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