エリオット波動とは、、ラルフ・ネルソン・エリオットが提唱した

相場の値動きには規則性があるというテクニカル理論。


エリオット波動理論によると

1つの相場は、上昇5波動と下降3波動からなり

上昇5波動とは、

上昇第1波

調整波

上昇第2波

調整波

上昇第3波

の5つの波動を描きインパルス波動と呼ばれる


下降3波動とは、

下降第1波

調整波

下降第2波

の3つの波動を描きコレクティブ波動と呼ばれる


そして大前提としてそれぞれの調整波は、新高値や安値を付けない。

つまり、

上昇第1波の起点の安値を次の調整波は更新しない

上昇第2波の起点(調整波でつけた安値)を次の調整波は更新しない

また下降第1波の貴店の高値を次の調整波は更新しない


この図をご確認ください

一番上の波形を確認ください。

それぞれ安値/高値を更新していないことがわかります。

また正式には、この図のように

上昇第1波 →1波

次の調整波 →2波

上昇第2波 →3波

次の調整波 →4波

上昇第3波 →5波

下降第1波 →A波

次の調整波 →B波

下降第2波 →C波

と呼ぶ。

そして大きな波の中に小さな波が存在します。

上から二番目の波を見てください。

一番上の”1波”の中には、

それより小さい波の上昇5波動があります。

そして

一番上の”2波”の中には、

それより小さい波の下降3波動があります。

そして一番下の図は、さらにそれの細かな波があることを示しています。


その他エリオット波動の特徴として

・上昇時は、徐々に値段を上げていくのに対し、

下降時は一気に下落する。

・5波が最短にはならない。

(傾向的に3波が一番強くなりやすい)

というものがあります。


これらエリオット波動の特徴を理解して

投資に挑むと成績が向上しそうですね。