人気講師・小次郎講師の
『移動平均線大循環分析』シリーズの第四巻 <応用編 大循環MACDへ>
の中で紹介しているMACDヒストグラムの特徴について
シェアしたいと思います。
MACDの中のMACDヒストグラムとは、
MACDヒストグラム = MACD線 – シグナル線
つまりMACD線とシグナル線の2本の線の差(間隔)を示す
MACD線で2つのEMAの差を見る考え方と同じです。
MACDヒストグラムの特徴について、この図を確認してください
ローソク足のある側から
赤い線が、12EMA、 黄色い線が、26EMA
下のMACDは、黄色い線がMACD線、青い線がシグナル線
紫色の棒グラフがMACDヒストグラムになります。
【特徴1】
MACDヒストグラムがゼロと言うのは、MACD線とシグナル線の2本の線の間隔がなくなったこと
つまりMACD線とシグナル線がクロスしたことを示す。
MACDヒストグラムはMACD線とシグナル線の2本の線の差なので、
2本線の間隔が広がっていく(MACDのトレンド勢いあり)と
MACDヒストグラムは上か下の一方向に動きを見せ
2本線の間隔が狭まっていく(MACDのトレンドの勢いがなくなる)と
MACDヒストグラムは反転しゼロ(2本の線のクロス)ラインに到達する
【特徴2】
MACDヒストグラムの上昇下降はMACD線のクロスより先行する。
MACDヒストグラムの反転(MACD線とシグナル線の間隔が狭まり始める)は、MACD線のクロスより
先行するので、サインの出現が非常に早くダマシも多いため、
売買サインとしては早すぎて使えない。
しかし、MACDヒストグラムの先行サインは、MACD線とシグナル線のクロスの
早めのサインとして認識しておく必要がある
またこの内容の詳細は、こちらで詳しく学べます。
『移動平均線大循環分析 第四巻 <応用編 大循環MACDへ>』