デイトレーダーのようにガツガツとトレードをしないで、資産を増やす方法はないか?

という事を考えてみました。

その場合は、FXのようなゼロサム・ゲームの投資ではなく

価値のあるもの、つまり上がり続ける可能性があるものに投資すればそれが可能だと思います。

株式投資などはそれに合致しますが、1つの会社や1つの商品に投資をすることは

大きく稼ぐ可能性もありますが、大きく負ける可能性もあります。

つまり、ハイリスクハイリターンになってしまいます。

そこで、リスクヘッジができているものはないかと考えると。。。

ワールドインデックスETFなどがよいのではないかと思いました。

ワールドインデックスETFとは、世界の大手企業、優良企業の株式を選択したもの

ということになります。

例えば、日本の代表的な大手企業、優良企業と言えば”日経平均”です。

日経平均とは、日本の代表的な会社225社の平均のことを指します。

その225社は、トヨタ、ホンダ、松下電器、三菱、日立、、、、などなど

日本の名だたる大手企業を225社選択した平均になります。

そしてこの225社は、入れ替えが行われます。

つまり、225社に含まれる業績が悪くなってきた会社は、

業績がよくなってきた225社含まれない会社と入れ替えが行われます。

しかし、これは日経平均=日本 のことですが、日本全体の経済が悪化したら

とうぜんこの日経平均は株価が下がります。

しかし、これが日本全体ではなく、世界全体だったら???

ワールドインデックスETFとは、世界の優良企業を数千社セレクトしたものになり

日経平均同様”入れ替え”も起こります。

当然、戦争などが起きて世界経済が下がることもありますが、

最終的には持ち直すことが多いです。

では実際の値動きを見てみましょう

ワールドインデックスの値動きです。

このチャートを見ていただくとわかる通り、基本的に右肩上がりです。

しかしずっと上がっているのではなく、記憶に新しい

2008年のサブプライムローンの時などは大きく値段を下げる場面もありますが、

最終的には、下落した分を取り戻し、さらに値段を上げております。

よって、短期投資ではなく10年や15年などの長いスパンで投資していけば

”世界経済は基本的に発展し続けている”ということが言えるので、

資産を増やしていけるという事が言えそうです。

このような商品を選んで”一時的な暴落も最終的には元に戻る!”という

心構えで長期投資していければ、資産形成にとても有利と言えます。

”失われた30年”と言われる日本では経済発展している感覚を

ほとんど感じることはありませんが、日本以外の世界に目を向けてみると

特に新興国を中心に年々物価が上昇し、給料が上がるという現象が起こっております。

逆説的に考えると、20~30年前に日本から海外旅行に行くと何もかもが

安く感じましたが現在ではあまりそうは感じなくなってきた。。。

つまり、諸外国が日本に追いついてきた、または逆に追い越した国も少なくありません。

よって、日本では感じられませんが世界経済は成長し続けているのです。

日本政府の批判をするのではなく、その恩恵を受けてみるのも

賢い選択肢ではないでしょうか?