人気講師・小次郎講師の

『移動平均線大循環分析』シリーズの第二巻 <中級編 三次元分析>

の中で紹介している移動平均線大循環分析のステージ別の状況と戦略について

シェアしたいと思います。


前回の移動平均線大循環分析の基本の話

3つの移動平均線の順番で相場の値動きを読み解く方法の続きになります。

参考記事 『移動平均線大循環分析の基本的な考え方』

移動平均線大循環分析ステージ別の状況と戦略


ステージ1(短期>中期>長期 安定上昇期)

【状況】

・トレンドは長く続くのが基本

・ここが短く終わる場合、もみ合い期入りの可能性あり

【戦略】

・買いし掛け!

・しかし仕掛けタイミングとしては少し遅い


ステージ2 (中期>短期>長期 上昇トレンドの終わり)

【状況】

・上昇トレンドの終了。 時として押目買いタイミング

・下降トレンド発生の第一予兆

・ここは、短く終わるのが基本

【戦略】

・買いの手仕舞い

・しかし、中期ー長期の間隔(帯)が広く上昇基調を緩めていない場合押目買いチャンスの様子見

・線の傾きなどを参考に、売りの試し玉(玉は小さめ)


ステージ3 (中期>長期>短期 下降トレンドの入り口)

【状況】

・下降トレンドの入り口。

・ステージ2,3が長続きならもみ合い期の可能性大。 時に大きな押目であることもある

・ここは、短く終わるのが基本

【戦略】

・基本様子見

・売りの早仕掛けタイミング

・3本線が下降を始めていればよい売り仕掛け時!


ステージ4 (長期>中期>短期 安定下降期)

【状況】

・トレンドは長く続くのが基本

・ここが短く終わる場合、もみ合い期入りの可能性あり

【戦略】

・売りし掛け!

・しかし仕掛けタイミングとしては少し遅い


ステージ5 (長期>短期>中期 下降トレンドの終わり)

・下降トレンドの終了。 時として戻り売りタイミング

・上昇トレンド発生の第一予兆

・ここは、短く終わるのが基本

【戦略】

・売りの手仕舞い

・しかし、中期ー長期の間隔(帯)が広く下降基調を緩めていない場合、戻り売りチャンスの様子見

・線の傾きなどを参考に、買いの試し玉(玉は小さめ)


ステージ6 (短期>長期>中期 上昇トレンドの入り口)

【状況】

・上昇トレンドの入り口。

・ステージ5,6が長続きならもみ合い期の可能性大。 時に大きな戻りであることもある

・ここは、短く終わるのが基本

【戦略】

・基本様子見

・買いの早仕掛けタイミング

・3本線が上昇を始めていればよい買い仕掛け時!


順行でステージが変わっていく場合と、

一時的な逆行でステージが変わる両方を考慮して戦略を立てていく必要がある。

しかし、ステージは、順行側か逆行側の2パターンしかない

つまり現在がステージ2であれば、

ステージ2→ステージ3 の順行

または

ステージ2→ステージ1 の逆行

この2パターンしかない


またこの内容の詳細は、こちらで詳しく学べます。

『移動平均線大循環分析 第二巻 <中級編 三次元分析>』